師走でバタつく大阪から、こんにちは!
フリーペーパー「cycle」編集部の杉谷です。
食いしん坊サイクリストとしては、
「新豆」の豆大福や、「新米」のおにぎりで、
実りの秋のたのしみを享受している日々ですが、
きょうは、以前訪れた台湾の米どころのお話。
ここ数年、日本では台湾旅ブームが続いていますが、
わたしが最近気になるのは、もっぱら“東側”。
特に、米どころとして知られる台東県の「池上」には
稲穂が美しくたなびく田園風景の中を
のんびりサイクリングできる自転車道があり、
米好きサイクリストにはかなりオススメ。
上の写真は、自転車道の絶景スポット「伯朗大道」。
どこまでも水田が広がる平原を、ズドーンとまっすぐ突っ切る道!
自転車で走ると、最高に気持ちよかったです。
ちなみに、道の中央あたりにある大きな木は、
俳優・金城武も訪れたという人気スポット「金城武樹」。
この樹を目当てに、観光客が押し寄せてました。笑
池上の見どころを効率よくめぐるこの自転車道は、
水田のすぐ横を走るコース設定になっているところも多く、
サイクリングしながら、「あの稲穂には美味しいお米が……」と
食いしん坊な妄想もできちゃいます。笑
この池上でとれる「池上米」は“台湾のコシヒカリ”と評されるそう。
地元のお米を使ったお弁当「池上便當」も、素朴ながら絶品!
池上駅前の弁当屋さんがレンタサイクルをしていたので、
お弁当を買って、弁当ライドを楽しめましたよ。
米どころが観光地になった、食いしん坊にはたまらないスポットでした。
いつか、黄金の稲穂が輝く収穫期に、自転車で再訪したいなと思ってます!
「池上環圳自行車道 (Chishang Bicycle Trail)」
http://tour.taitung.gov.tw/zh-tw/Travel/ScenicSpot/494