神奈川県「相模原市緑区」は、東京都心から約1時間で到達できる、都会と自然の距離が近い格好の大サイクリングフィールドです。2021年に行われた東京オリンピック(東京2020)の自転車競技ロードレースで、緑区内の一般道(約30km)がルートに設定されたことで相模原市緑区のことを知ったサイクリストも少なくないと思います。
ちょうどこれからの時期は、相模原市緑区を走るにはとても気持ちがよい秋の季節が到来します。例年では11月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃が到来するとのことなので、これまでに撮影した秋の写真の中心に、相模原市緑区のサイクリングフィールドをお届けします。
本記事の下には、相模原市緑区のサイクリングフィールドを伝える冊子「Slowly Cycling Field SAGAMIHARA-Midoriku」、2022年10月29日(土)から11月12日(土)に開催するイベント「Hashimoto Cycle Support Station」の情報も掲載しているのでぜひ最後までご覧ください。
輪行でのアクセスに便利な橋本駅から走り始めた場合、西に約5km進むと大自然への入り口となる相模川に到達します。川にかかるアーチ型のレトロな小倉橋と、その橋のデザインを踏襲した新小倉橋は渡るだけでなく、眺めてみて欲しい緑区のランドマークです。オススメのビューポイントの一つ、相模川の中洲エリア「諏訪森下」から。
相模原市緑区には風光明媚な橋が多数あります! その中でも隠れたイチオシの橋が、津久井湖と相模湖の間にある「名手橋」です。
ススキの側を颯爽と。秋を感じることができる自然が、緑区には至るどころにあります。
「トンネルを抜けると、そこには紅葉が……」
東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのルートとなった相模原市緑区から山中湖方面に抜ける「道志みち」の近くには、紅葉の美しい場所「道志ダム」があります。橋本駅からはやや遠い(約25km)けれど、特に紅葉の季節は走りにいってほしい場所。体力のある方は、そのまま山中湖に抜けて三国峠を超えて、御殿場線から輪行で都心に戻るなんてダイナミックなルートも!
日没時は、水面が反射してドラマチックな景観に遭遇できる湖や川などの水辺で。このときは相模湖の側の勝瀬橋で日没を迎えました。
マジックアワーは相模湖で……。ここからはJR中央本線の相模湖駅まで約1kmなので、輪行で来た方は最終到達地の目標に。今回は相模原市緑区でのサイクリングで出会うことができる秋の自然を中心にお伝えしました。緑区内にはレストランやカフェなども充実しているので別記事でお伝えしたいと思います!
【相模原市緑区・アクセス情報】
相模原市緑区でサイクリングを楽しむ場合、橋本駅、相模湖駅、藤野駅のいずれかの駅からスタートするのがオススメです。新宿駅〜橋本駅までは京王相模原線で約40分。新宿駅から相模湖駅まではJR中央本線・中央特快などで約55分と、東京都心からはいずれも1時間ほどでアクセス可能。
【Instagram】<公式>相模原市緑区
※LIFECYCLESのスタッフが制作協力した相模原市緑区のサイクリング冊子「Slowly Cycling Field SAGAMIHARA-Midoriku」もぜひご覧ください。こちらのURLからダウンロードが可能です。
冊子バージョンが欲しいかたは↓に連絡を。
緑区魅力づくり事業実行委員会(相模原市 緑区役所 地域振興課/☎042-775-8801)
【相模原市緑区・サイクリングイベント情報】
2022年10月29日(土)〜2022年11月12日(土)/Hashimoto Cycle Support Station
橋本駅にサイクルサポートステーションを試行設置した、 サイクルツーリズム促進イベントを開催。
橋本駅を拠点としたサイクリングの交流人口を増やすため、橋本駅南口にロードバイ クの組立てや整備等を行うことができるサポートステーションを試行的に設置。
設置期間中は、自由にサイクルラックや空気入れポンプを使用可能で、併せて Twitter 企画も開催し、初日と最終日にはサイクルツーリズム促進イベントを開催します。詳しくは↓の案内をご覧ください。
「自分に合う、おしゃれな自転車を買いたいけれど、どこのお店に行けばいいの?」 自転車は購入時の相談はもちろん、購入後のメンテナンスやカスタマイズの相談にも気軽にできる自転車店との出会いによって、その後の快適な自転車ライフの広がりや楽しさが異なってきます。そんな方々のためにLIFECYCLESでは、自転車ショップさんを一軒づつ訪問しながらそのお店の特色などをレポートします。もしも記事をみて「自分好みのお店かも!?」と感じたら、ぜひ訪問してください。
さて、今回紹介するお店は、街歩き&街散策サイクリングにもオススメの街、東京の清澄白河にある自転車店「NOiS清澄白河(ノイズきよすみしらかわ)」です。「日本のママチャリをカッコ良くする!」というコンセプトを掲げ、東京・府中にて自転車ブランド「NOiS」を立ち上げて、2015年、このブランドの直営店となるお店をこの街に作りました。
店内は雑貨店とガレージを足して2で割った雰囲気で、修理や納車で待たなくてなならないときでも、のんびり過ごすことができ、大人も子供も居場所には困りません。子供乗せ自転車を探しているファミリー層もよく訪れるということもあり、キッズバイクやキックバイクも多数在庫しています。
ベルやバルブキャップなど、自転車の小物が、雑貨店のようにディスプレイされていて、見ているだけでも楽しい店内。「気に入ったものがあれば購入して装着してくださいね! 愛車の愛着が増しますよ!」と、オーナーの那須さん。
「ヘルメットも、普段の帽子のように好きな色、気に入ったカタチのものを被りたいですよね!」ということで、キッズ用のヘルメットも充実のラインナップ。購入時は頭の大きさに合うかどうかなど、フィッティングや被り方のレクチャーももちろん行ってくれます!
チャイルドシートも常時たくさんの種類やカラーを在庫しています。NOiS清澄白河で扱っている自転車はもちろん、すでに乗っている自転車へのチャイルドシート装着の相談にも乗ってくれます。実用面はもちろん、自転車と子供乗せシートの全体のバランス(かっこよさ含む)をセンス良くしっかりと見てくれるのも嬉しい!
「空気入れ大歓迎!」。推奨値以下の低い空気圧で乗っていると、走りは重く、コーナーも不安定、パンクもしやすい状態に。適正の空気圧で快適に走って欲しいという願いを込めて空気入れは誰でも使用することができます。海外の自転車店のように、コンプレッサー式のタイプを使用できるので、力を使わず楽々に入れることができます。「使い方や適正の空気圧がわからなかったら気軽に聞いてくださいね!」
現在、在庫している「NOiS」オリジナル自転車は、チャイルドシートが装着できる定番の小径ホイール(20インチ)の「NOiS Model-T」と、タイヤサイズ14インチのBMXルックのキッズ自転車「NOiS KIDS 14」。NOiS清澄白河では試乗車も用意しています。
この仕様、かっこよくないですか!? NOiS清澄白河では、オリジナル自転車だけでなく、自動車やバイク(モーターサイクル)のように、ショップカスタムにも力を入れているとのこと。この自転車はヤマハの電動アシスト車「PAS VIENTA5」をカスタムして仕上げた「NOiS VIENTAカスタム」。この状態で168,000円(税別)。チャイルドシートやリアキャリアなど、さらなるカスタマイズの相談もぜひどうぞとのこと。
「NOiS VIENTAカスタム」は、より体が起きた楽なポジションで乗れるように、バーハンドルからアップハンドルにチェンジ。さらにクッションが良く見た目もかっこいいグリップに、サドルとの色合わせもばっちり。キャリアはアルミ製の大型のタイプに交換しています。
タイヤサイズを標準の26×1.5インチから、より太い26×1.9に変更。どこかMTBのような雰囲気になって男性にもオススメの外観に。乗り心地も向上し、パンクのリスクも軽減するカスタマイズです。
高級工具ブランド「スナップオン」などが並ぶメンテナンスルーム。オーナーの那須さんは自転車だけでなくクルマやオートバイにも造詣が深いため、自転車メンテナンスに使う工具にもこだわりがあります。自転車メンテにはどんな工具がオススメか? などの相談にも乗ってくれます!
接客、メンテナンス、納車はもちろん、オリジナルブランド「NOiS」の設計開発まで、なんでも行ってしまうオーナーの那須裕樹さん。自転車はもちろん乗り物全般に精通しているため、購入やカスタマイズの際は遊び心がありつつも的確なアドバイスをしてくれます。清澄白河のカフェ事情にも詳しいので、コーヒー好きの方は尋ねてみては?
日本のママチャリをカッコよくしたいけれど、理想の無い自転車が見つからないということで、無いならば作ってしまおうというところから自転車作りがスタートした自転車ブランドの「NOiS」。それらを自ら伝えるために作った直営店「NOiS清澄白河」。自転車が欲しいというかたはもちろん、清澄白河散歩の際にもぜひお立ち寄りを。営業は週末の土、日(両日とも10〜18時)なので訪問の際は、お間違えの無いように。
<店舗情報>
「NOiS清澄白河」
【住所】東京都江東区平野1-3−7 【営業時間】11:00~18:00 【営業日】土、日
【WEB】http://ks.nois.jp/ 【Instagram】https://www.instagram.com/noiskiyosumi/
2016年5月に開設した、自転車にまつわるライフスタイル(自転車のある生活)をサポートするポータルサイト /WEB マガジン「LIFECYCLES(ライフサイクルズ)」。しばらく休止をしておりましたが、この度、改めて情報発信をすることになりました。
以前は自転車関連情報のニュース配信をメインとしていましたが、現在ではWEBやSNSで新着情報が入手しやすい状態なっているため、当サイトのリスタート後はコンセプトとして掲げている“自転車のある生活”をベースに、休日のサイクリング、自転車旅、コーヒー&カフェや、初心者の入り口や直接の相談先となる自転車店などについても伝えていく予定ですもちろんリコメンドしたいニュースやイベント情報の告知は行ってまいります。
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